イタリア旅行(2)※イタリア旅行(2)-2002.11.18- <二日目>ローマ時代のミラノの中心は、現在のドゥオモ(ミラ ノ大聖堂)のすぐ南に位置していたことが、遺跡に よって確認されている。 ということは、2000年以 上にわたって変わらずに、市街地が連続して存在 してきたことになる。 驚くべき事である。 後期ゴシック様式の大聖堂はミラノ公、ガレアッツ ォ・ヴィスコンティの命により1386年に着工し、そ の後1887年まで実に500年にわたって延々と建 設が続けられたという。 教会建築としては、ヴァティカンのサン・ピエトロ大 寺院に次ぎ、幅66m、長辺157mの巨大な規模 である。 大理石による2,245の彫像と135本の 尖塔で飾られた外観には圧倒される。 最上部に 掲げられた聖母マリアの黄金像は1765~69年 に取り付けられたもので、地上高は108.5mあ り、まさにミラノの町のシンボルである。 さて、ドゥオモ(大聖堂)の内部であるが、荘厳の 一言に尽きる。 柱も床もすべて大理石で、重い 尖塔を支える工夫が随所に見られる。 内部が 暗いこともあってか、15~16世紀に造られた ステンドグラスが特に人目を惹きつける。 古色蒼然たるパイプオルガンが現在も音を出す と聞いて、驚嘆するほかはない。 当然の事ながら、フラッシュ撮影は禁止されて いる。 三脚が欲しいところだが、写真を撮りまく るという雰囲気ではない。 シャッター音を気にし ながら、なんとか10数枚撮影した。 外へでると、何故か開放感を覚える。 アーケー ド入り口の商店街はすでにクリスマス・モードで あるが、日本ほど派手ではない。 ドゥオモ・ミラノ ※追加画像は下記をクリックして下さい。 尖塔・ドゥオモ・ミラノへジャンプ ジャンル別一覧
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